酒とODと人生


人間の人生に深く関わることが怖くなってきた今日この頃である。

躁鬱をわりと人生で一番拗らせている自信がある今、本当にいつ死んでもおかしくないと思う生活だ。誰にも知られないように酒で薬を流し込む。

本当はメンヘラ御用達エスエスブロンでODをしたかったけど私は以前薬を買った際頭がぼんやりしていたからパブロンを買っていた。

まずこの購入したときすでにおかしかった自覚がありすぎる。

労働明けの日差しが気持ちよくて自分を労わるために 世界が平和になると本気で思って 公園で遊ぶ子供を眺めながら小さいパックの焼酎を買いパブロンを10錠程流し込んでお酒も一気に飲み干した。

本気でそれを行えば世界は平和になると思っていたのだ。視界が歪んでぐるぐる回って見える世界が一番平和なのだ。

たしかに私にとってはその世界が一番平和かもしれない。嫌なこと一切考えないで済むし。

次の日喉が痛すぎて全てが嫌になったことも覚えている。二度とODなんてしないと心に誓ったはずなのに私は休みの日は薬を体内に流し込み続けている。

こんな人生はやく終わってしまえばいいのにと思うが、私の人生に関わってくれた人間への申し訳なさで生命を終わらせる覚悟が揺らぐ。

人間に関わることにはそれなりの覚悟が必要だ。

どうやらわたしにはその覚悟がなかったようだ。

少なくともあと一年は生き延びようと心に誓ったが、一年もこの不安を抱えながら生きなければいけないのかと思う人生だ。